セックスでイッた後の感じ方はさまざま。
ちゃんと射精できても量が少なかったり、気持ちよさより疲労感が大きかったりとイマイチのときもあれば、過去のエッチで一番と呼べるほど最高なセックスもあります。
今回は、そんな「最高のセックス」とはどういう状態を指すのか?忘れられないセックスをするためのポイントもあわせて解説していきます。
最高のセックスは、終わった後のキモチで決まる!
最高のセックスって、いったいどんなセックスを指すのでしょうか。
“前戯は〇分、挿入は〇分で、また、セックスをするときの体位は…”というふうに、条件が整ったら最高のセックスができるかと言えば、決してそんなことはありません。前戯にかける時間や挿入時間なんて、人それぞれの考え方で異なりますし、さらには、体調によっても大きく左右されますよね。
ですので「最高」と呼べるセックスは、基本的に前戯や挿入の時間、また特定の体位をしたかどうかで決めるのではなく、セックスが終わった後のキモチで判断するのが妥当でしょう。
挿入してイッた後、自分と相手の女性がどういう感情に浸れたか? ここで最高のセックスと呼ぶにふさわしいかどうかを見極めるべきです。
セックス終わり、こんな状態になったら最高のセックス!
では、具体的にどんな状態になれば、最高のセックスになるのでしょうか?
「最高に気持ち良かった!」
気持ち良すぎて無我夢中になってしまい、しばらく布団やベッドのうえで身動きがとれないくらいの快感だった場合、それは紛れもなく最高のセックスです。
体力も精力も尽き果て、腰が抜けてしまうレベルの快感。99.9%ではなく、自分の欲求が100%完全に満たされたときにたどり着くことができる境地と言えるでしょう。
「感動した!」
これはたとえば、昔からずっと好きだった人、憧れの女性とセックスしたときや、「付き合ってはいるけど、なかなか身体を許してくれない…」というちょっとカタい彼女と初めてセックスができたときに感じられる気持ちです。
とくに後者の場合は、ちゃんと彼氏として認めてもらえたという承認欲求が満たされるため、射精するときの快感を上回るくらい、幸福感が芽生えることでしょう。
このように、特別な思い入れや、性欲が満たされない状況が続くなど、一定期間ガマンをし、それを乗り越えた先にあるセックスは感情に訴えかけてくるものがあります。イッた後に感動したり、涙を流したりしたら、それは最高のセックスで間違いありません。
「後戯をたくさんしたくなった!」
セックスで挿入してイッた後は、強烈な倦怠感や眠気に襲われますよね。フィニッシュした途端に性欲もなくなってしまうため、正直なところ「ベッドの上で彼女の相手をするよりも、ひとりで横になりたい…」と思う男性も多いでしょう。
そんな中、イッた後でも相手のことを強く思い、「ハグをしてあげたい!」とか、「頭を撫でたり、キスをしたり、彼女を喜ばせたい!」というふうに、たくさん後戯をしたい気持ちに駆られるようなら、それは最高のセックスと呼んで問題ないでしょう。セックス終わりにそのような感情が芽生えることは稀で、そう思えるようなパートナーに出会えたことに感謝し、ぜひ相手の女性をいつまでも大切にしてあげてください。
「達成感でいっぱいになった!」
たとえば、「経験人数100を達成」「セックス四十八手をすべて制覇した」など、ただのセックスに加えて、なんらかの大きな野望や目標を達成したとき。普通の射精にくわえて、達成感もプラスされるため、男性にとってはまさに最高の快感が得られる瞬間と言えるでしょう。
また、そのような誇らしい大記録を樹立する以外にも、たとえば「最初は嫌がっていたけど、長い時間とお金をかけて相手の女性を口説き落とし、ようやくセックスができた」といった、ベッドインまでに長いこと苦労を重ねてようやっと実現した女性とのセックスも、これまた何事にも代えがたい達成感が得られ、最高のセックスと呼ぶにふさわしい状況でしょう。
「女性が嬉しそうにしている!」
そして、自分が気持ち良くなるだけではなく、相手の女性を気持ち良くさせることでも、最高のセックスを味わうことはできるでしょう。
たとえば、「前戯で相手の女性が汗ばむほど興奮させることに成功した」「挿入後に、彼女をピストンでイカせることができた」など、このようにベッドで女性を気持ち良くさせた瞬間というのは、男性自身が自らセックス上手であるという自尊心に浸れるため、まさにオトコとしては誇らしい気持ちになれるものです。
さらに、セックスで女性を気持ち良くさせる行為というのは、相手がセックスに対して自然と前のめりで積極的になったり、女性のほうからセックスに誘ってくれるなど、今後ふたりの関係性をより良くする効果も期待できますので、セックス中やセックス終わりに女性が嬉しそうにしてる状況って、実は2重の意味でメリットがあるんですよね。
忘れられないセックスを実現するには?
最後に、このような生涯に渡って忘れられない最高のセックスを実現する方法やポイントについて紹介していきます。
(1)愛情と感謝の気持ちを忘れないこと
最高のセックスとは、ある日偶然に起こるものではなく、自分自身の気持ちや健康面におけるコンディションの維持が欠かせません。
そして、いつも相手の女性を一番に考え大切に思う気持ちを忘れないで下さい。ひとりよがりな愛のないセックスは、イッたあとにただむなしくなるだけ。
何度もセックスを経験するとつい忘れがちになりますが、好きな人と裸で結ばれるということは、本当に奇跡的で幸せなことです。
長年連れ添ったパートナーが相手でも、愛情と感謝の気持ちを持ってセックスをしましょう。
(2)ある程度の年齢を重ねること
アメリカ発、世界最大級のマッチングサイトである「match.com」が、独身5000人を対象に実施したアンケート調査によると、最高のセックスを経験したのは、なんと男性で64歳、女性で66歳とのこと。
年齢を重ねるにつれて、「綺麗に見せたい!」「かっこよく見られたい!」といった自分の外見に対する執着や、「触り方は、これでいいのかな…?」といった雑念がなくなり、100%セックスに集中できる状態になるんだそうです。
たしかに、若い頃ほどセックスの最中にあれこれと気にしてしまいがちかもしれません。魅力的な体型なのに、過度な美意識のせいでコンプレックスだと感じてしまったり、経験の少なさからくる、「俺の触り方、変じゃないかな…?」といった不安や葛藤。セックスのときに、そういう感情に陥ることは、きっと誰しも一度くらいは経験があるはずです。
そういった不安や悩みから解放されれば、たしかにもっともっと本能のままセックスを楽しむことができそうですよね。
これで年齢を重ねることも少しは楽しみになりそうですが、とはいえくれぐれもペニスの機能が低下しないように、スクワット等をして足腰は鍛えておきたいところです。
(3)相性の良いパートナーを見つけること
最高のセックスを実現するためには、なんと言ってもふたりの相性が本当に重要。いわゆる、“体の相性”というやつですね。
お互いに、「もっと○○をしたい!」「次は○○にチャレンジしよう!」というセックス中の欲求が100%合致し、息がピッタリ合い、変に気をつかわずに思う存分気持ち良くなることができる。そんな体の相性が良いパートナーを見つけることも、最高のセックスには欠かせない要素と言えるでしょう。
最高のセックスは、間違いなく人生の思い出になる!
あなたは、これまでの人生で忘れられないセックスを経験したことはありますか? 「〇歳のときの、あのシチュエーションでやったセックスが、今でも忘れられない」という、記憶に残る最高のセックス。きっと1つや2つは思い出があるのではないでしょうか。
そういうセックスは、何歳になっても振り返ることができますし、中にはそれを何年経ってもオカズにしている男性もいるかもしれませんね。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、最高のセックス体験をもっともっとたくさん増やしてみてください。